【ゲームレビュー】ペルソナ5
ペルソナ5
記念すべき初レビュー
今や「ATRUS」の看板、ペルソナシリーズ最新作「ペルソナ5」のレビューを書かせて頂こうと思います
今更じゃないです。今はアニメも放映中なので需要はあるはずです。
筆者はペルソナにPSPの「ペルソナ3ポータブル」で出会い「ペルソナ4ゴールデン」をプレイした後この「ペルソナ5」をプレイしています。
シリーズを1部プレイ済みの人間の感想としてお受け取りください。
どんなゲーム?
発売は2016年9月15日 PS3/PS4 専用のゲームです。
ペルソナシリーズ未経験者の方に伝えるのであれば、和製RPGらしいコマンドバトル +長編ストーリー + 日常パートのドラマ が作り出す「超王道ダークヒーロー物」です。
ペルソナシリーズは世界観が同じでナンバリング間の話のつながりはほぼ皆無なのでその部分を心配している方がいたらご心配なく。
ペルソナシリーズ経験者の方・・・はもうプレイ済みな気がしますがあえて伝えるなら「ダークと見せかけて明るいペルソナ」ですね。
感想
先に結論から書かせて頂きます。
感想は「ペルソナ4を踏襲しつついつものペルソナ」でした。
これは決して悪い意味で言っている訳ではありません、ペルソナらしさを感じさせて日常パートもストーリーも楽しめた結果このような感想になっています。
公式サイトでも紹介されている通り本作は「学生ライフ」と「怪盗ライフ」の2重生活の中で様々な問題に立ち向かっていきます3の「特別課外活動部」4の「特別捜査隊」の枠ですね(いつものペルソナ)。
学生ライフ(日常パート)では自由行動の中で多種多様なキャラクターと親交を深め1人1人とのドラマを楽しんだり、主人公のステータスを上げるためにハンバーガーを食べたり筋トレをしたりまさに日常を過ごす感じが相変わらず楽しい。
恐らく多くの人が本作の気に入った部分である怪盗ライフ、改心の対象は性根が腐った
大人ばかり(最近の日本みたいだぁ)そんな奴らを自分たちの手で改心させられる。
このカタルシスはなかなか現代とマッチしているようで、自分はストーリーが進むにつれ毎回気持ちよくなれるのは強かったです。現実ではなんでこんな奴が…って思っても自分にはどうしようも出来ない、と思ったことが多い人ほど楽しめる作りになっていたと思います。
総じてシリーズ経験未経験に関係なく没頭して最後まで楽しめる良いゲームでした。
ただ、経験者がマンネリ感を感じてもおかしくは無い作品でもあったのは書き留めておきます。
良かったポイント
ここからは良かった点や悪かった点を箇条書きで上げつつより詳しくいくつか掘り下げたいと思います。
魅力的なキャラクター
本作ではコミュニティと呼ばれるキャラクター1人1人とのストーリーを20人以上と進めることが出来ます。この多くは日常パートでそのキャラクターの元に行き話をすすめて行くのですが、このストーリーに裏付けされたキャラクターの魅力がすごい!ペルソナシリーズがサブキャラまで人気な理由の大きな要因は本作でも健在です。
筆者一押しサブキャラクター
『ペルソナ5』Cooperation キャラクター「川上 貞代
ペルソナの育成要素
本作の主人公は数々のペルソナを切り替えながら戦闘していきます。
戦っていく中でお気に入りのペルソナも出てくることでしょう、従来はそんなペルソナもしばらくしたらペルソナとペルソナを合成して新しいペルソナを作成する「ペルソナ合体」の素材にするのが通例でした。(このペルソナ合成も楽しいのでにシリーズ未経験の方は特に苦ではないかもしれません)
しかし本作では中盤以降に戦闘以外でペルソナに経験値を与えられる要素が解禁され、これがかなり実用的なレベルで実施できるのでこだわりがあれば同じペルソナを使い続けることが出来るようなデザインになっています。
このデザイン、個人的にすごく気に入っていてニッチな需要であるのは分かっているのですが今後も是非続けていっていただきたいと思う所存です。
悪は滅びる!ストーリー
ネタバレは避けねばなりません。なので非常に曖昧な書き方になってしまいますが、上にも書いた通り本作の「性根の腐った輩を成敗して改心させる正義の怪盗団!」
こういった構図が好きな人には間違いなく刺さる王道ストーリー、筆者は大好きです。
悪かったポイント
ここまでべた褒めしているように見える、というよりべた褒めしていますが悪かった点や改善すべきと感じた点はもちろんありました。
プレイ時間
どんなゲーム?の見出しに自分は長編ストーリーと記述しました。
筆者の1週目プレイ時間が85時間(ゲーム内時間)です。セーブ&ロードも多少していたのでもう少し長いくらいでしょうか。
一応シリーズのノウハウを何となく持っている筆者でこの時間なのでシリーズ初プレイのプレイヤーは90時間を超えるプレイ時間になってもおかしくありません。
この時間を長く見るか適正と見るか短いと見るかは人それぞれになってはしまいますが筆者はなかなか長かったと感じました。
ゲーム中Op以外撮影不可
本レビューを公式サイトとにらめっこしながらネタバレを回避している要因の1つです。
まず下の画像をご覧ください。
このようにATRUSからネタバレはしないでほしいとのお願いが出ているほどです。
他のゲーム作品だとダンガンロンパ等もこのようなお願いをしていたのを記憶しています。
ネタバレされずより多くの人に楽しんで貰いたいという意向には大いに賛同して付いていけるのですが、PS4の仕様上トロフィーを獲得するとその瞬間スクリーンショットが撮影されトロフィー情報と一緒に記録されます、これにより後からトロフィーを見直したときその時がどんな状況であったか一目でわかるようになっているんですね。
もうお分かりになった人も多いでしょう、ペルソナ5プレイ中に獲得したトロフィーにはその画像は付きません、そして自分の思い出としてスクリーンショットを保存することも出来ません。
ここはせめて撮らせて欲しかった、思い出にしたい瞬間も沢山あった。
何度Shareボタンを押してもそこに移るのは他のゲームのスクリーンショット、なかなか虚しいものです。
この部分はペルソナ5で明確に不満だったで唯一の点かもしれません。
本日ペルソナ5のダンスゲーム「ペルソナ5ダンシング・スターナイト」が発売されるのですがこちらはどうなるのでしょうね。情報で回ってたら申し訳ありません収集不足です。
追記:公式ツイッター、ペルソナチャンネルにPS4Shareでの配信はOKの記載がありました、何よりです。
総括
いかがだったでしょうか?初めてのレビュー記事でもっとこうすべきなどあるとは思うので何かご指摘等ございましたら是非よろしくお願いします。
ペルソナ5は世間一般の評価も高いところで安定していて自分のレビューは目新しくもないかもしれませんが1つでも読者の方と違う視線での感想が書けていたならこのブログを立ち上げた意味もあったというものです。
ATRUSの看板になった以上今後もシリーズが続くと考えられるペルソナシリーズ、この機会に興味はあってまだ触れていない人やアニメを見て興味を持った人などは是非1度プレイしてみることをオススメします。
個人的にはキャサリン2が楽しみです。
以上で本レビューを終えたいと思います、拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
*1:本レビューはATRUSの意向に従いネタバレは無しで書きます、ご了承ください